kobouzu.net【プロフィール】

イラストレーター。浄土宗西山禅林寺派僧侶、慈舟山瑞泉寺住職。
1996年よりイラストレーションの仕事をはじめ、数々の書籍の装丁画や挿絵に作品を提供している。世界20カ国以上で読まれているロンドン発の情報誌『MONOCLE』やドイツの著名美術出版社『TASCHEN』が発行する世界のイラストレーター特集に掲載されるなど、世界へ活躍の場を広げる一方、時代小説の挿絵や装画を手がけ、そのベジェ曲線で描き出される日本の風物はどこか懐かしく新しい『和-POP』として世代を問わず親しまれている。
近年絵本の仕事にも力を入れ、2014年刊行の『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)は20万部越えの大ベストセラーに。最新作『だいぶつさまのうんどうかい』(アリス館)は販売半年で4刷となっている。
また泉鏡花の幻想文学を愛し、絵本化をライフワークとしている。2013年『繪草子 龍潭譚』(自費出版)、『絵本 化鳥』(国書刊行会)は共にアジアデザイン賞受賞。関西の挿絵師集団『七人の筆侍』ノ四 東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員

Born in Kyoto in 1966, Gaku Nakagawa makes a living as a Buddhist priest of Jodo Shu's Seizan Zenrinji sect.
His unique and heart-warming Japanese and “pop” style illustrations for numerous posters, magazines, and books have brought him acknowledgement and praise both in Japan and abroad.
Internationally, he has been featured in the art book publisher TASCHEN (Germany) work “ILLUSTRATION NOW”, and his designs have also appeared on the covers of the art /contemporary culture magazine “MONOCLE”. “HAPPY BIRTHDAY Mr.B!”, his first book with Robbin Lloyd, was published (contents factory) in 2008.

ブログ 主な展覧会
2005年 12月京都瑞泉寺にて「京都慕情vol.2」展
2008年 4月東京南青山ギャラリーハウスMAYAにて個展「龍潭譚」
    7月大阪ギャラリー14th.moonにて個展「龍潭譚」+「pop*n Buddha」
2009年 10月大阪ギャラリー14th.moonにて個展「妖怪modarun」 
    同時開催大阪アートスペース夢玄にて「pop*n Buddha neo」
2010年 4月京都祇園ギャルリ正觀堂にて三人展「無限無際」
2011年 4月東京青山ギャラリーハウスMAYAにて個展「橘花抄の世界」
    5月大阪ギャラリー14th.moonにて個展「UKIYO」
    6月大阪ギャラリー14th.moonにて個展「一年に一度のアイスクリーム」
    8月金沢泉鏡花祈念会にて個展「泉鏡花×中川学 龍潭譚」予定
主な著作
「Happy Birthday Mr.B」コンテンツファクトリー 2008年
「一年に一度のアイスクリーム」コンテンツファクトリー 2010年
繪草子「龍潭譚」今泉版画工房 2011年8月
主な仕事
週間文春/「万城目学 とっぴんぱらりの風太郎」挿絵 連載開始(2011.6〜)
週刊新潮/「葉室麟 橘花抄」挿絵(2009.8〜2010.6)
本願寺出版社/「おてらくご」装幀画、さし繪、他(2010)
webちくま/「柳家さん喬 落語キッチン」さし繪(2010〜)
マイコミ/「幸せが授かる 日本の神様事典」さし繪(2010)
     「幸せへと導く 仏様事典」さし繪(2010) 
角川文庫/夏目漱石シリーズ表紙(2009~)
monocle(ロンドン・雑誌)/monocle挿絵・表紙(2007〜2010)
白川書房/月刊京都 表紙画(2007〜)
講談社/文芸誌「KENZAN」表紙画(2008) 
森ビル/HP用イラストレーション(2008)
JAL/機内誌「SKYWARD コラム町の風」連載挿絵(2008〜)
小学館/雑誌サライ「中沢昭夫コラム 老い先案内人」挿絵(2008〜)
世界文化社/家庭画報「デリシャス」創刊号 錦特集挿絵(2009)
文部科学省/サイト「数字で見る文部科学省:どんな文科」カット(2009)
中川学●Gaku NAKAGAWA